
先日Cintiq 22を購入しプロペン2を嬉々として使用している らむこです。
タイトル通りです。
プロペン2がめちゃんこ使いやすくてウキウキウォッチングだったんですけど、
なにこれマジでめちゃめちゃ減りが早い……!
あまりにも標準芯の減りが早く、経費的な恐怖を感じたので噂で聞いていた「すり減りにくい芯」を試してみることにしました。
Pro Pen 2用 すり減りにくい芯を探して
使用環境
先に私のプロペン2の使用環境を記載しておきます。
Wacom Cintiq22
エントリーモデルの液タブです。
信頼のWacom製。
液タブについてはこちらの記事で触れています。
ペーパーライクフィルム
このCintiq22に上記のペーパーライクのシートを貼って使用しています。
私はペーパーライクのシート貼ってないと全然描けないので、これは液タブ本体と同時に購入しました。
すごく書きやすくて良いですよ。おすすめです。
ただ、ザラザラ感が強めなので、筆圧強い方はゴリゴリって感じですごく芯を削っている感じがしてしまいイマイチかもしれない。
私は筆圧弱めなのでザカザカ描けて好きです。
上記のCintiq22+ペーパーライクフィルムの状態で、プロペン2を使用しています。
プロペン2 標準芯の減り方
もしかしたら自分がペーパーライクフィルムを貼っているから減りが異様に早いのか?
と思い、色んな人に聞いたり調べたりしてみることに。
いや、めっちゃ大勢が標準芯の減りが早いって言ってるやーーーん!!!
私だけではなかった!
フィルム貼ってない人でも減るって言ってる!
そうだよね!めちゃんこ芯すり減りやばいよね!
これ、使ってない方には、減りが早いと言われても「いや芯は消耗品じゃん、他のも減るよ」って思われるかもしれないですし、どんだけのスピードで減っていくかが伝わらないと思うのですが、
2日(ネーム10枚+モノクロ落書き2枚)で終了

見よ!このとっきんとっきんの芯先を!
プロペン2は芯が中でグリングリン回るんですね。
なのでこの尖った部分で描こうと思ってもグリンと回ってしまい、上手く描けないというストレス。
シャープペンシルを想像してもらうと分かりやすいかと思います。
感覚としてはあんな感じ。
ペーパーライクフィルムを貼っているとはいえ、筆圧弱めの私でこれだけ削れるのだから、かなり減りが早い芯だと思われます。

ネーム10枚ちょっとで芯1本使ってたんじゃ、
どんだけ芯を消費するのだろう……。
と恐ろしくなった私は、以前知人の漫画家さんに聞いた「ステンレス芯」を思い出したのだった。
ステンレス芯
ステンレス芯!
名前からして強そうですよね!むしろ液タブの液晶をえぐりそうなくらい強靭なネーミング!
知人から話を聞いた際は、

描き味もそんなに変わらないし、なにより数年単位で長持ちするからコスパがすごく良い!
とのことで、硬そうなのが気になってたんだけど、そんなに変わらないならいいかも……と!
しかし、購入先をきいたところ、

イベント会場で買ったよ
とのこと!
どうやら同人サークルさんが作っているものらしく、コミティアなどの即売会で購入したらしい。
今すぐ欲しいのにどうしよ~と思っていたら、

ありました。
アリスブックスさんで取り扱っていたので即購入!
ちなみにイラストレーターの眸和哉さんのサークルTW/TEの作品です。

こちらが届いた「プロペン2 ステンレス芯」です。

すごい!金属なのにあの芯の形をしている!!!
ステンレス芯を使用してみての感想は、
ちょっと硬さを感じはするけれどそこまで気にならない
です。
やはり金属なので若干重さを感じました。
また、液晶との接触時に微妙に硬さを感じてしまい、それがちょっと気になるかなぁ……。
慣れれば大丈夫だと思うのですがネームみたいにスピード感持って描く時には、自分は向いてないかな……と。
ただ、ペン入れなど丁寧にペン先を意識する時には全く問題なかったです。
でも、慣れの面が大きいかな~と思います。
耐久性についてはまだ数日しか使用してないので分からないです。
セラミックハイブリット芯

ステンレス芯と同じサークルさんが出している別の芯です。

これはネットで調べていた時に色んな方が良い!と仰ってた芯なのですが、ステンレス芯よりも軽そうだなと思い一緒に購入。

先っちょが独特な形で、ここにセラミックボールが入っているそうです。
ボールペンみたいな作りです。
これ、はじめは

ペン先が標準芯よりも大きいな~…なんか見にくくないかな?
って思ってたんです。

実際、描く時はこんな感じなのですが、
軽いしめっちゃ描きやすい!
液晶に接触する時の感覚も、標準芯に比較的近いと思います。
ステンレス芯よりもマイルドに当たる!
芯先の形も、元々視差があるCintiq 22なので今更という感じで気になりませんでした。
標準芯、ステンレス芯、セラミックハイブリッド芯 結局どれが良い?

左からステンレス芯、セラミックハイブリット芯、標準芯です。
こうやって並べて比較してみるとステンレス芯と標準芯、意外と違いますね。
完全に個人の好みですが、私が一番描きやすいのは「標準芯」です。
純正ですしね。
減りが早い=柔らかい
ということもあるのでしょうか。おろしたてで描いていると全くストレスないですし、描き味がとても良い。
筆圧感知も高いのでその辺を柔らかい芯が上手く感知しているという感じ。
ただ、やはり消耗が早すぎる!
10本入り1,320円(2019年10月2日現在/税込)
1本132円ですよ。
2日で1本消費のペースでいくと専業の方なんてひと月で12本ほど消費していくのではないでしょうか。
そう考えるとなかなかですよね。
シャーペンやボールペンだって替え芯じゃないかと言われればそうなのですが、消費ペースと価格が見合っていないと感じてしまいます。
(すごく良い商品だというのは分かるのだけれど、使う方は日常的に使うのでそれだとちょっと高くつくな。という印象)
なので、私の個人的なおすすめは「セラミックハイブリット芯」です。
描き味は標準芯とまではいかなくても、かなり良いです。
ペーパーライクフィルムとの相性も悪くないと思います。そして軽い!
軽くて標準芯よりも長持ちするっていうのが、とても私好み。
アリスブックスさんで買うと2266円(2019年10月2日現在/税抜)+送料 ですが、2ヶ月もてば標準芯とトントンですし、それ以上もつならばコスパ的にも良いですよね。
耐久性はまだ分からないので今後使用してみてまた追記できたらと思います。
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